風呂罠〜from wanna〜
バカバカ!俺っちのバカ!
今日16:00からNSCの説明会だったの!
なんか気合い入れるために1時間前くらいにお風呂入ってた!
そしたら思いの外、気持ち良かったの!
快楽の海に溺れそうになって、黒煙の淵に立たされたってわけ!
要するに、自由の名の下に血が騒いだわけ!
でも、まぶたまでもが重力に忖度しやがるから俺はあえてそれに乗ってやった!
乗っかってやったのよ!
そしたら漆黒の中には花が咲いてて、でも扉の前には穴が空いてて。
街の中には空があって、でも宇宙の彼方にあの子がいるの。
その子がてくてく歩いていって、明日に向かって飛び込んで。
割とオシャレな青年の顔をじんわり滲ませた。
そこでようやくまぶたが色づき始めて自立したの。
目の前には17:00という光。
手はなぜかふやけてる。
まるで普通の人生を送ってきた老人のように。
そんなあたしは浦島太郎。
あの子はとっくに霧の中。
道を外れたこの足は、また深く絡まるだけ。
そしてまた、まぶたは安定を求めて自分を白く塗りたくっていくの。。。
まあこれで今日の出来事は全部伝わったと思います。
なんか全体的に詩っぽいから今日は一句なし!
次はもう お風呂になんて 入らない!