教科書に載ってみたいな日記

教科書にいつか載りたい人が綴る、軽快ラブコメディみたいな、ってかそうでありたい日記でございます。

まだ赤くない。それでいい。

今日働いてるファミレスで中学生か高校生か分かんないくらいの女の子が三人で入ってきた。

 

まあ別に不思議なことではない(平日の昼間なので少し違和感はあるが)のでいつも通り接客したんだけど、その時は店内にいるお客さんが3.4組ぐらいしかいなくて割とデカめの声で喋ってたら周りに丸聞こえみたいな感じ。

 

で、いきなり女の子の内の一人がバースデーソングを歌い出した。

 

「ああ、そういう身内ノリで周りに迷惑かけてもらっちゃ困るんだよねえ」っていうゾンビ映画だと絶対に最初の方に死ぬタイプのやつみたいな感情を抱きつつ、そっちの方見てみるとめちゃくちゃ祝われた方の女の子が喜んでる顔してた。

 

特にプレゼントとかも持ってないし、学生だから良い食い物食ってるわけでもない。

 

それでもそこには世界一純粋な少女たちが存在してたんだ。

 

 

思い返すと自分の誕生日を家族以外で祝われたことなんてあったのだろうか。

 

多分今までで1番豪華な祝われ方はたまたまコンビニの近くで俺が誕生日なの伝えてファミチキ奢ってくれただけだったと思う。

 

だからこそその楽しそうな女の子達を見て「良いやん。素敵やん。」と三浦のボイラーばりに鼻息漏らしてしまった。

 

 

青春はいつまでも青くていい。

 

後悔はいつだって過去の物でいい。

 

名前も知らない少女達!

 

良い人生歩めよ!

 

 

 

そして今日から一句で締めようと思います。

なんとなく自分の頭の体操のためにね。

 

 

「孤独でも  思えば浮かぶ  青心」