スクワッティング•ハイ
中々に太ってるので今日から筋トレを始めた。
元々太りやすい体質、というよりも本当に太る星の元に生まれたような感じで0歳から今の19歳までずっと太ったまま。
16歳の時にはしっかりサッカー部だったので元々180cm96kgだった所から85kgまで落ちたもののそこからビタ止まり。
180cm85kgはしっかり太ってる。
この世の人類を「太ってる」と「太ってない」で区分けしたら、バイトのおじさんに流れるように「太ってる」の方へ投げ込まれるだろう。
そこから何をしても落ちなかったのだから根っこからのデブなのだ。
今は100kgなんて余裕。
運動もしてないしね。
でも別にめちゃくちゃ食うわけでも無いのよね。
一日二食が普通だしなんなら一食の時もある。
ご飯もおかわりあんまりすることないし。
だからデブのポテンシャルが高いんだよね。
だからこそ筋トレでデブをうまく活かすことにした。
一日ごとに一点集中で鍛えた方が効率良さそうだから初日の今日はスクワットを100回してみた。
さすがに普段運動してないのでかなりキツイ。
20回ごとに分けて5セット行った。
そしてやっと100回を終え、嬉しさと同時になぜか体が勝手に沈み出す。
脳内ではスクワットを終えたと理解してるのに、体が勝手にスクワットをしてしまう。
初めての体験だった。
下を見ると、限界を向かえて木綿豆腐くらい震えている太もも。
それなのに、彼はスクワットをやめることはない。
そう。完全に太ももがスクワットの太ももになってしまっているのだ。
私はあまりの衝撃に気を失いそうになった。
それと同時に私はそんな太ももに愛らしさすら感じてしまった。
もしかしたら私の下半身はドMなのかもしれない。