子供の頃流行った遊び
やっぱり漫才のお題として良いと思うルーレットがないのでイラストお題ルーレットというやつで出てきた三つのワードを全部入れるという感じにしようと思います。
ワード:うさぎ、刀、巫女
(1)たまに童心に帰って子供の頃流行った遊びをしたくなるんだよね。
(2)あ〜分かるわ。
(1)あ、ほんと?
(2)うん。俺もそういう時あるよ。
(1)よかった〜。俺だけかと思ってたわ。
(2)やっぱり大人になるにつれていろんな遊びができるようになるけど、あの頃の満足感は得られないんだよな。
(1)たしかに、大人になった今はちょっとエッチな巫女さんと相撲取ったり出来ないもんな。
(2)遊び方すごいね。珍し〜。
(1)まあ俺、草タイプだから。
(2)嘘つけよ。仮にそうだとして、ちょっとエッチな巫女さんは草タイプには寄ってこないだろ。
(1)まあまあ落ち着いて。
(2)なんだよ。
(1)だから昔の遊びしたいからさ、今ここでやらない?
(2)ああいいじゃん。初心に戻ろうぜ。でも何の遊びする?
(1)あ〜じゃあ「あの子の後ろ、追いかけた」やろうよ。
(2)なにそれ。
(1)あ、知らない?
(2)全く聞いたことないわ。
(1)俺の地元だけかなあ。
(2)どういう遊びなの?
(1)まず2人以上必要。
(2)うん。
(1)で、まず初めに1人が適当なワードを言うのよ。
(2)なんでもいいの?
(1)最後に「ん」が付くやつはダメ。
(2)ほう。
(1)で、次の人が1人目が出したワードの最後の文字から始まるワードを言うんだよ。
(2)あれ?
(1)で、それと同じ要領でどんどんワードを言っていくっていう。
(2)それしりとりじゃない?
(1)え?違うけど。
(2)いやいや、絶対しりとりだよ。
(1)別物だって。
(2)いや全文字がしりとりだったから。しりとりの取扱説明書にも同じこと書いてあるよ。
(1)だから違うって!サッカーとフットボールくらい違うから!
(2)同じじゃねえか!サッカーとフットボールって。
(1)え?じゃあ、草彅剛とチョナンカンくらい。
(2)それも同じなんだよ!チョナンカンは草彅くんが韓国にいる時の名前だから!
(1)うーん。じゃあみのもんたとイソ•ギンチャクくらい!
(2)それは全然違うねー!ってかイソ•ギンチャクってなんだよ!男なら区切らずに自信持って「イソギンチャク!」って言い切れよ。
(1)えー、じゃあそこまで言うなら違う遊びにするか。
(2)別にしりとりならやって良かったけどね。まあでも他にあるならそっちにしようよ。
(1)あ、「だるまさんが転んだ」するか!
(2)それなら全国共通だから俺も知ってるわ。やろうやろう。
(1)じゃあ俺だるまさんやるわ。
(2)どっち!?あれってどっちかはだるまさんなの!?
(1)だ!る!め!し!あ!ん!あ、違う違う。。。
(2)は?
(1)ぽ!め!ら!に!あ!ん!あ、違う違う。。。
(2)おい。
(1)と!い!ぷ!う!ど!る!あ、違う違う。。。
(2)ダルメシアンに引っ張られすぎだろ。なんで犬をただデカい声で紹介してんだよ。だるまさんが転んだって言えばいいだけじゃん。
(1)うさぎさんがコロコロうんちした?
(2)重症じゃん。耳も悪いんだ。
(1)なんだかうまく言える気がしないわ。
(2)なんでだよ。人が生きるよりも簡単なことだろ。
(1)おい生きることは簡単じゃねえよ。
(2)まあそうだけどな。そういうこと言ってるんじゃないのよ。なんか他にないの遊び。
(1)あー真剣白刃取り対決は?
(2)おーそんなこともやってたの?まあでも今までで1番中身分かりやすいわ。いいよやろうよ。
(1)オッケーじゃあ城から刀取ってくるわ。
(2)いや、いつの時代だよ。ってか本物の刀使うの?死んじゃうじゃん。
(1)命くらい賭けてないと楽しくないでしょ。
(2)遊びにかける心意義すごいね。だからさっき生きることは簡単じゃないって言ってたんだ。
(1)そうだよ。
(2)俺そこまで出来ないわ。遊びに全神経集中させたくないもん。
(1)そっか。まあでも久々に初心に戻れたし楽しかったね。
(2)いやどこがだよ。もういいよ。