教科書に載ってみたいな日記

教科書にいつか載りたい人が綴る、軽快ラブコメディみたいな、ってかそうでありたい日記でございます。

心臓のビート、歩むメロディ

普段ならインスタとか見ないんだけどさあ。

 

ってか友達少ないからほとんどインスタなんて同じ画面なんだけどさあ。

 

今日たまたま見ちゃったのよ。

 

そしたら今勝手にオススメというかTwitterみたいな感じで「バズってまっせ!」的な投稿とかが流れてくんのよね。

 

ほんとに嫌になっちゃうよね。

 

こちとらフォローしてる人間の幸せそうな投稿を逐一確認してハンカチを噛みしめながら「クソゥ〜😭」って感情を出すためだけにインスタ開いてんのにさ。

 

で、そんな感じでいいね多い知らん人の投稿とかが表示されてたんだけどその中に気になるものがありまして。


ミクロマン?マイクロマン?分かんないけど、おそらく病気で体が成長せずに小さいままの海外の男性がプロレスラーとして活躍してるみたいなんだよね。

 

別に俺はプロレスとか全然興味ないし、格闘技とかもあんま見ないというか、UFCのゲームに今ハマってるくらいでほとんど知らない。

 

なんだけどこの小さいプロレスラーの方の試合映像見てすっごく感動してしまった。

 

明らかに恵まれてない、プロレスラーとして不利な面が多すぎるのに、それを見事に活用したパフォーマンス。

 

まさに弱点を武器にしてる感じ。

 

恐らく彼はこれまでかなり特殊な人生を送って来たと思う。

 

全部想像ではあるけど、周りの人に受け入れられなかったり、思春期なんかは特にそうだよね。

 

でもテレビで見たプロレスラーに感銘を受けてそれに憧れたから今の自分があるんだろうと思うとすごく目頭が熱くなる。

 

いや、全然順風満帆な生活を送ってきた可能性もあるんだけど。

周りの友達がめちゃくちゃ良いやつで町の人気者だった可能性もあるんだけど。

 

まあそこはこっちでバックボーン作らせてよ。

 

とにかく、何か人間の底知れぬ強さみたいなのを感じたんだよね。

 

生きてるだけで丸もうけじゃないけどさ。

 

この小さい心臓が情熱のビート刻んでる内はまだ終わってねえぞっていうね。

 

 

そう思ってたんだけど。。。

 

この投稿のコメント欄見たら「演技じゃねえか」とか「虐待にしか見えない」みたいなコメントがいっぱいあってさ。

 

本当にクソだよね。

 

目の前にこいつらがいたら全員に和式トイレの掃除させる。

 

そんくらいムカついた。

 

演技だったら悪いのか?と。

弱いものが強いものに挑んでたら悪いのか?と。

 

そんな物事を結果でしか見ようとせず、彼がこれまでどういう道を歩んできたのか、どれだけ情熱を震わせてきたのかっていう過程を度外視するようなやつは好かんです。

 

お母さん好かんです‼️😡

 

でも本当に世界にはいろんな人がいて、体が小さくてもプロレスラーとして頑張ってる人もいれば、見えないものを見えないままにしてしまったり分からないことを理解しようとしない人ももちろんいるんだなとそう感じました。

 

まだ世界が一つになるのは難しそうだね。

 

じゃあ一句フィーバータイムいきましょうか。

 

「道の脇  倒れた子猫  昇る朝」

 

田舎では朝になると動物が倒れている事が多いです。

そしてそれは大体が朝にならないと知る事が出来ないんですね。

 

悲しいな。