便利な家電
なんか適当に日々の日記をつらつらと書き連ねようと思って始めたこの日記ですが、僕が予定がなかったら全く外に出ないクソ陰野郎ということを忘れており毎日書くテーマに追われる日々なので、今日から少しずつでも漫才を載せていきます。
どのくらいが何分かとかは分かんないのでなんかキリがよくなったら終わりみたいな感じで。
というわけでスタート！
（1）ほら、最近世の中もすごく便利になってきたじゃない？
（2）たしかにね
（1）特に家電なんかは毎年新しい商品が出てるくらいでね。でもね僕、いやそんなに新しい商品急ぐ必要あるのか？って思うんですよ。
（2）まあでも便利になるんだから早ければ早いほどいいんじゃないの？
（1）あ、そっち系？
（2）何よ、そっち系って
（1）いや、便利な世の中の方が良いと思ってる人なんだなーって思って
（2）そりゃもちろん便利であれば便利であるほどいいでしょうよ
（1）でも不便な世の中の方が風情があるじゃん。
（2）いやそれは違う。絶対に便利な世の中の方が良いでごわす！
（1）なんで語尾太ったんだよ。まあまあ分かった、じゃあ例えばスマートフォンね。昔は待ち合わせで今みたいにリアルタイムで連絡取り合えないからさ、めちゃくちゃ近くにいるのにすれ違いになって会えない、みたいな
（2）いや会えてないならダメじゃんよ
（1）まあそうなんだけど。でもそっちの方が会うまでの時間も楽しめるじゃん
（2）でも別にそれは現代でも楽しめるよ
（1）え？例えばどんな風に？
（2）そんなのTikTokで踊ればいいのよ
（1）えー。お前TikTokで一つの感情満たせるタイプなのかよ。
（2）俺が踊ってたら彼女もそれ見つけて一緒に踊ってくれるし
（1）何が楽しいんだよそれ。彼女と会う時に踊っていいのは心だけ！男はビシッと仁王立ち！
（2）えーそう？結構楽しいんだけどね。
（1）あんま気軽に踊るなよ。あれはマックのメニューにある「スマイル0円」くらい意味のないものなんだから
（2）でもスマイルは素敵ですけどね
（1）そういうこと言ってんじゃねえよ。話戻すけど他にも便利にならないでほしいものってあるんですよ。掃除機とかね。
（2）またちょっと奇をてらった発言してるけど、うーん、まあしょうがない、訳を聞こうじゃないか
（1）うるせえよ。いやね、今は騒音防止でそよ風みたいな音でしょ？俺は昔のブオーーっていう肝っ玉母ちゃんがスーパーサイヤ人になろうとしてるくらいのパワー全開な感じが好きだったんだよ。
（2）それめっちゃ分かるわー。
（1）なんでそこの感性は一緒なんだよ！TikTokに対しての価値観全然合わないのにな！
（2）それはもうコンビですから。お互いの鎖骨からへそまで知ってる仲だからね
（1）いや範囲狭っ！しかもめっちゃ中央じゃん！そんくらいだったら割と楽しいコンパ一回で分かりそうだけどなあ。
（2）まあでも音だけなら掃除機は我慢出来そうだけどね。音が小さい方が好きな人の方が多いだろうし。そのくらいは我慢していいんじゃないの？
（1）まあそうだけどね。でも掃除機に関してはまだあって、最近はコードレスクリーナーっていうコンセント無いやつが主流になってるじゃない？俺はコードをしまう時の最後の「シュルルッ！」っていうのがすごく好きなんだよ。
（2）あー確かに。あとコードを赤い線が見えるまで引っ張っちゃうとボタン押しても巻き込んでくれないから一回手でちょっとずつ戻すんだよね。あの時はめんどくさいと思ってたけど、今になってみれば良い思い出だよな。掃除機の走馬灯の中には絶対入ってくるシーンだと思うわ
（1）掃除機になるとめっちゃ意見合うじゃん。なんかさっきは気軽に踊るなとか言っちゃってごめんな。（2はこのセリフの際ずっと掃除機との思い出を楽しんでるマイムをする）
（2）あと最近だとルンバね。あれは勝手に掃除しちゃうから本当に嫌い。ちょっとはこっちに掃除させろっつーの！
（1）何キャラなんだよ。意地っ張りお掃除ママか。てかもう自分から言い出してるじゃん。
（2）でもねルンバにも良いとこはあるのよ
（1）え？なんですか？
（2）お掃除しながらTikTokが踊れる所
（1）どんだけ踊りたいんだよこいつ。そんなに踊りたいならダンサーになればいいじゃん。
（2）俺もそう思ったんだけどダンサーになる方法が分かんなくて
（1）インターネットで調べてみたら？
（2）いや俺ネットは脳が犯されるから使わない主義なんだよ
（1）いやそこは便利じゃないんかい。
もういいよ。
